花粉症対策の基本は「原因を遠ざけること」! Dr.ノーリーが語る予防のコツ

放送日: 4月1日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ


こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。

富士見ヶ丘さくらクリニック院長・則行先生こと「Dr.ノーリー」と、OBSアナウンサー小田崇之さんが、健康について楽しく学べる時間をお届けしています。

今回のテーマは、この季節に悩まされる方も多い「花粉症」です。
放送の冒頭では、少し変わった病名のお話からスタートしました。
外来で患者さんから聞いたというその病名は、

「夫源病(ふげんびょう)」

夫の言動や存在そのものがストレスとなり、心身の不調を引き起こしてしまう状態を指す言葉だそうです。
特に定年退職後、夫婦で過ごす時間が増えた家庭で話題になることもあるのだとか。

「医学的な正式病名ではないようですが、調べてみるとなかなか興味深いんですよ」
と語るDr.ノーリー。

夫婦関係も、適度な距離感が大切なのかもしれませんね。
そんなお話から、今回の健康川柳へとつながりました。


今日の一句:「花粉症 鼻炎と涙目 かゆみかな」

春になると毎年悩まされる花粉症。
くしゃみや鼻水だけでなく、目のかゆみや涙目に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、花粉症の正体と予防のポイントについてDr.ノーリーが分かりやすく解説してくれました。

花粉症 鼻炎と涙目 かゆみかな


花粉症を理解するために知っておきたい「アレルギー」

花粉症はアレルギー性疾患のひとつです。
アレルギーという言葉は日常会話でもよく耳にしますが、医学的には、

「体が異物を排除しようとする反応」
のことを指します。

例えば体の中に花粉が入り込むと、体はそれを「自分ではないもの」と認識します。
すると免疫が反応し、追い出そうとする働きが起こります。

その結果として、

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ
  • 涙目

などの症状が現れるのです。


実は国民病とも言える存在

Dr.ノーリーによると、アレルギー性疾患は今や非常に身近な病気です。
過去の調査では、日本人の約2人に1人が何らかのアレルギー性疾患を持っていると報告されています。

花粉症だけでなく、

  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • 蕁麻疹

なども代表的なアレルギー疾患です。

「もしかすると高血圧や糖尿病を超える国民病かもしれません」
というDr.ノーリーの言葉にも、その身近さが表れていました。


花粉症の症状はどうして起こる?

花粉が目や鼻の粘膜に付着すると、体はそれを異物として認識します。

すると体は、
「外へ追い出そう!」
と反応します。

Dr.ノーリーはこれを、
「仕事から帰宅した自分を家族が異物だと思い込み、みんなで外へ追い出そうとするようなもの」
と例えていました。

思わず笑ってしまう例えですが、アレルギー反応の仕組みはとても分かりやすいですね。


花粉症対策で大切な3つのポイント

花粉症対策でまず大切なのは、自分の敵を知ることです。

① 自分が何の花粉に反応するのか知る
採血によるアレルギー検査を受けることで、

スギ
ヒノキ
ブタクサ
イネ科植物

など、どの花粉に反応しているのかを調べることができます。
検査をしてみると、意外なアレルギーが見つかることもあるそうです。

② 花粉の飛散時期を知る
例えば大分県では、スギやヒノキの花粉は2月頃から飛び始めます。
テレビやインターネットなどで飛散情報を確認しておくことも大切です。

③ 花粉を遠ざける工夫をする
実は花粉症治療の基本は、
「薬を飲むこと」ではなく「原因を遠ざけること」
なのだそうです。


今日からできる花粉症対策

Dr.ノーリーが紹介してくれた対策はこちらです。

  • 顔にフィットするマスクを着用する
  • 花粉対策用メガネを利用する
  • 花粉の多い時間帯の外出を控える
  • 花粉が付きにくい服装を選ぶ
  • 帰宅後は手洗い・うがい・洗顔をする
  • 洗濯物や布団の外干しを控える

どれも特別なことではありませんが、毎日の積み重ねが症状の軽減につながります。


症状がつらい時は我慢しないで

花粉症は「春だから仕方ない」と我慢してしまう方も少なくありません。
しかし、症状が強い場合は治療によってかなり楽になることがあります。
内科や耳鼻咽喉科はもちろん、専門的な免疫療法を行っている医療機関もあります。
つらい症状が続く場合は、ぜひ医療機関へ相談してみてください。


今回の謎かけ

最後は恒例の謎かけです。

「アレルギー治療の原則」とかけまして、
「夫源病に悩む奥さまの対応」と解きます。
その心は――
「原因を遠ざける努力をいたしましょう。」

花粉もストレスも、まずは原因との距離を上手に取ることが大切なのかもしれません。
そしてDr.ノーリーも、ご家庭でアレルギー物質認定されないよう願うばかりです。

聞けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。

「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。

次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。

OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

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