放送日: 2月4日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ
こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
富士見ヶ丘さくらクリニック院長・則行先生こと「Dr.ノーリー」と、OBSアナウンサー小田崇之さんの軽快な掛け合いで、健康について楽しく学べるコーナーです。
今回の放送では、生活習慣病とも深い関わりがある「塩分」がテーマでした。
放送の冒頭では、昨年末に開設したクリニックのInstagramの話題に。
Dr.ノーリーは自己紹介の特技欄に「オヤジギャグ」と書いたそうですが、最近はスタッフの皆さんからすっかり“塩対応”を受けているとのこと。
そんな塩対応に心を痛めるDr.ノーリーですが、今回のテーマもまた「塩」にまつわるお話です。
今日の一句:「塩分量 気をつけるべし ナトリウム」
私たちが普段使っている塩の主成分は「塩化ナトリウム」です。
食品の成分表示を見ると「ナトリウム」という言葉を見かけることがありますが、塩分を摂るということは、ナトリウムを摂ることでもあるのです。

塩分量 気をつけるべし ナトリウム
日本人は塩分を摂りすぎている?
厚生労働省では、1日の食塩摂取量の目標を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
さらにWHO(世界保健機関)では5g未満を推奨しています。
とはいえ、「7.5g」と言われてもなかなか実感が湧きませんよね。
そこでDr.ノーリーが紹介してくれたのが、身近な食べ物に含まれる塩分量です。
- 味噌汁1杯:約1〜1.5g
- カレーライス1皿:約3.5〜4g
- ラーメン1杯(スープまで飲み干した場合):約6〜9g
特に驚きなのがラーメンです。
スープまで飲み干してしまうと、たった1杯で1日の目標量を超えてしまうこともあるそうです。
ナトリウムと塩分は同じではない?
ここで少しややこしいお話です。
実は「ナトリウム量」と「塩分量」は同じではありません。
ナトリウム1gは、食塩相当量に換算すると約2.54gになります。
以前は食品表示にナトリウム量だけが記載されていることも多くありましたが、最近は「食塩相当量」として表示されている商品も増えてきました。
食品を選ぶ際は、一度表示を確認してみるのも良いかもしれませんね。
以前は食品表示にナトリウム量だけが記載されていることも多くありましたが、最近は「食塩相当量」として表示されている商品も増えてきました。
食品を選ぶ際は、一度表示を確認してみるのも良いかもしれませんね。
なぜ塩分の摂りすぎは良くないのでしょう?
ナトリウムには体の中へ水分を引き込む性質があります。
塩分を摂りすぎると体内のナトリウムが増え、水分も多く抱え込むことになります。
すると、
- 血圧が上がる
- 心臓に負担がかかる
- 腎臓に負担がかかる
といった影響が出てきます。
また、塩分の過剰摂取は腎機能の低下や胃がんのリスク増加との関連も報告されています。
高血圧と塩分が関係していることはよく知られていますが、その背景にはこうした仕組みがあるのです。
塩分は悪者ではありません
ここまで聞くと、「塩分は体に悪いもの」と思ってしまいそうですが、実はそうではありません。
ナトリウムは神経や筋肉の働きを支える大切な栄養素です。
また、汗をたくさんかく夏場や運動時には適度な塩分補給も必要になります。
大切なのは「ゼロにすること」ではなく、「摂りすぎないこと」。
その時々の体調や生活環境に合わせて上手に付き合うことが大切です。
味覚は変えられる
放送の中でDr.ノーリーが紹介していた興味深いお話があります。
それは、人間の味覚は少しずつ薄味に慣れていくということ。
実際に外来へ通院されている患者さんの中にも、徐々に減塩を続けたことで薄味が当たり前になった方がいるそうです。
いきなり大きく変える必要はありません。
まずは、
- 汁物を少し残してみる
- 調味料を少し減らしてみる
- だしの風味を活かしてみる
そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
今回の謎かけ
最後は恒例の謎かけです。



「私のオヤジギャグ」とかけまして、
「皆さまの心臓と腎臓」と解きます。
その心は――
『過剰な塩対応はやめてください。』
スタッフの皆さんからの塩対応もほどほどにしていただきたいDr.ノーリーなのでした。
塩分との付き合い方を少し見直すだけでも、将来の健康につながります。
聞けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

