その対策、逆効果かも?夏バテ対策どっちが正解?○×チェック

連日の暑さで、「なんとなく体がだるい」「食欲がない」と感じていませんか?

夏バテを防ごうと思って行っている対策が、実は逆効果になっていることもあります。 ○×チェックをしながら、正しい「夏を乗り切る食べ方」を身につけましょう!

目次

夏バテ対策どっちが正解?○×チェック

食事編

1.そうめん・うどんだけで済ませる

× そうめん・うどん「だけ」
○ そうめん+卵・納豆・サバ缶

炭水化物だけでは、かえって疲れやすくなってしまいます。 卵や納豆、サバ缶などを組み合わせ、たんぱく質を足すのが鉄則です。


2.食欲がないときは、食事を抜く

× 食欲がないから「抜く」「水分だけ」
○ 食欲がなくても、豆腐やバナナを一口

食事を抜くと血糖値の乱れを招き、自律神経を疲れさせてしまいます。 食欲がないときも、豆腐やバナナなど、食べやすいものから口にしましょう。


3.夏は脂っこいものをすべて避ける

× 揚げ物や脂っこいものを避ける
○ 豚肉の冷しゃぶなど、赤身の豚肉を食べる

油の摂りすぎは胃もたれにつながりますが、豚肉に含まれるビタミンB1は、疲労回復を助ける栄養素です。 赤身の冷しゃぶなど、食べやすい料理で取り入れましょう。

飲み物・水分補給編

4.氷をたっぷり入れた水を飲む

× 氷たっぷりの「キンキンに冷えた水」
○ 常温の「麦茶」や「水」

氷水は胃腸の働きを急停止させてしまいます。 常温の麦茶や水の方が内臓にやさしく、水分の吸収もスムーズです。


5.水分補給には、冷たいスポーツ飲料を飲む

× 水分補給に「冷たいスポーツ飲料」
○ 基本は「麦茶」、大量に汗をかいたときだけ「スポーツ飲料」

スポーツ飲料には糖分が多く含まれています。 飲みすぎると喉が渇いたり、食欲不振の原因になったりするため、基本の水分補給は麦茶がおすすめです。

大量に汗をかいたときなど、必要に応じてスポーツ飲料を取り入れましょう。

味付け・工夫編

6.味の濃い料理で塩分を補給する

× 味の濃いもので「塩分補給」
○ レモンやお酢の酸味、梅干しや味噌汁を取り入れる

濃すぎる塩分は、脱水を加速させてしまいます。

レモンやお酢の酸味、梅干しや味噌汁を活用し、適度な塩分とミネラルを補いましょう。 酸味に含まれるクエン酸は食欲を刺激し、疲労回復も助けてくれます。


7.暑い日は冷たい料理だけを食べる

× 暑いから「冷やし中華」ばかり
○ 1日1杯の「温かいお味噌汁」

冷えた内臓を温め直すことが、消化能力の回復につながります。 発酵食品である味噌の力も、上手に取り入れましょう。

夏バテをリセット!お助け栄養素「3選」

1.ビタミンB1|スタミナの素

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える「着火剤」です。
不足すると、ごはんやパン、麺などを食べても十分なパワーが出ず、疲れがたまりやすくなります。

ビタミンB1を含む食材

  • 豚肉
  • うなぎ
  • 玄米
  • 枝豆

にんにくやネギに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると、吸収率がさらにアップします。

2.クエン酸|疲れをリセット

クエン酸は疲労物質の分解や代謝を助けます。

酸味が唾液や胃液の分泌を促すため、食欲を取り戻すサポートにもなります。

クエン酸を含む食材

  • 梅干し
  • レモン
  • お酢
  • 柑橘類

3.たんぱく質|体の土台

夏場は、たんぱく質が特に不足しがちです。

不足すると基礎代謝が落ち、体が省エネモード、いわゆる「バテ状態」になってしまいます。

たんぱく質を含む食材

  • 豆腐や納豆などの大豆製品
  • 乳製品

番外編|カリウムと乳酸菌も大切です

カリウム

カリウムは、ナスやきゅうりなどの夏野菜に豊富に含まれています。
汗と一緒に流れ出た体内の水分バランスを整え、足のつりや体のだるさを防ぎます。

乳酸菌

乳酸菌を摂り、腸内環境を整えることは、暑さで乱れた自律神経を整える近道です。
栄養の吸収力も高まり、疲れにくい体へと導いてくれます。

今月のレシピ|手作りスポーツドリンク風

オレンジジュースを使った、手作りスポーツドリンク風のレシピです。 凍らせてもお召し上がりいただけます。

材料|1L分

  • 水:900ml
  • 100%オレンジジュース:100ml
  • 塩:2g(小さじ2/5)
  • ハチミツ:大さじ2

栄養のポイント

  • 塩分と糖分を組み合わせることで、水分の吸収を促します。
  • オレンジジュースから、カリウムとビタミンCを補給できます。

※ハチミツを使用しているため、1歳未満の乳児には与えないでください。

ちょこっと豆知識|シミにしない最強食材3選

日焼け後72時間の食事では、ビタミンA・C・Eを含む食材がポイントです。

トマト

リコピンとビタミンAが、紫外線による活性酸素にいち早く働きかけます。

キウイ

ビタミンCがトマトの働きをサポートし、シミのもとをブロックします。

アーモンド

ビタミンEが肌の生まれ変わりを促し、シミを予防します。

ビタミンA・C・E、通称「ビタミンエース」がカギです。

夏の食事を少しずつ見直しましょう

夏バテ対策では、冷たい飲み物や食べやすい麺類だけに偏らず、たんぱく質やビタミンB1、クエン酸などを取り入れることが大切です。

一度にたくさん食べようとせず、豆腐やバナナ、温かい味噌汁など、口にしやすいものから少しずつ取り入れてみましょう。

目次