放送日: 5月20日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ
こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
富士見が丘さくらクリニック院長・「Dr.ノーリー」こと則行先生と、OBSアナウンサー小田崇之さんが、健康について楽しく学べる時間をお届けしています。
今回は、先生がアイドルグループの一員になる夢を見たという話からスタート。大分の50歳前後の医師を集めた「大分おじさんドクター48」の構想で笑いを誘いながら、「健やかに老いる編 その3」としてアルツハイマー病を取り上げます。
今日の一句:「認知症 アルツハイマー 六十パー」

認知症 アルツハイマー 六十パー
認知症の症状を引き起こす病気は、70種類以上あるといわれます。その中でも代表的なのがアルツハイマー病です。放送では、認知症の原因となる病気のおよそ6割を占め、先生が直近で確認した資料では67%だったと紹介されました。
数多くの病気を一つずつ調べるのは大変なため、診療では頻度の高いものから考えていきます。アルツハイマー病は、まず念頭に置く病気の一つです。
症状は「中核症状」と「周辺症状」
アルツハイマー病の症状は、大きく二つに分けて考えます。
- 中核症状:記憶力の低下、物の名前が出てこない、段取りや計画を立てにくいなど、多くの方に共通して見られる症状
- 周辺症状:妄想、暴言、暴力、徘徊、いらいらなど、一人ひとり異なる形や程度で現れる症状
こうした症状がいつ始まり、どのような経過をたどってきたのかを丁寧に確認することが、診断の大切な手がかりになります。
検査と同じくらい大切な問診
アルツハイマー病では、脳の形や血流の変化を画像検査などで確認します。検査機器による診断は重要ですが、先生が同じくらい大切にしているのが問診です。
症状の特徴や経過、これまでの病気、服用している薬、ご家族の病歴などを詳しく聞き取り、検査結果と合わせて総合的に判断します。
年齢・遺伝・生活習慣に目を向ける
アルツハイマー病の確実な危険因子として、先生は「加齢」と「遺伝子」を挙げます。年齢を重ねること自体が危険因子であり、誰にとっても他人事ではありません。遺伝子が原因となる家族性・遺伝性アルツハイマー病は、比較的若い時期に発症するのが特徴です。
また、生活習慣病、喫煙、虫歯、難聴などとの関係を指摘する説も紹介されました。特に糖尿病を治療せず放置した場合、アルツハイマー病になる危険性が高まるというデータについても触れています。日頃の健康管理は、脳の健康を守るうえでも大切です。
アルツハイマー病は「脳の老化が速く進む病気」
年齢を重ねると肌にしみができるように、脳にも加齢による変化が現れます。先生は、実年齢よりもずっと速く脳が年を取ってしまう病気として、アルツハイマー病を分かりやすく説明しました。
放送では、日本の認知症の方は約460万人、そのうちアルツハイマー病の方は約230万人以上と推定され、今後も増加が見込まれると紹介されました。気になる症状がある方は、認知症を専門とする医師や、物忘れ外来を掲げる医療機関へ相談してください。
Dr.ノーリーの謎かけ



「認知症状を呈する病気の中のアルツハイマー病」とかけまして、
「大分おじさんドクター48における私」と解きます。
その心は――
「中心的な存在です」
この記事はラジオ放送の内容をもとに構成しています。症状や治療方法には個人差があります。気になる症状がある方は自己判断せず、医療機関へご相談ください。
聴けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聴けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

