放送日: 7月1日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ
こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
富士見が丘さくらクリニック院長・「Dr.ノーリー」こと則行先生と、OBSアナウンサー小田崇之さんが、健康について楽しく学べる時間をお届けしています。
今回の冒頭では、Dr.ノーリーが最近夢中になっているという吉田兼好の『徒然草』を紹介。
元気に過ごしているときにも、体の中にはいつの間にか病気の芽が宿ることがある――。
そんな昔の教えから、今回のテーマ「健診」へとつながりました。
今日の一句:「健診で 隠れし病 探るなり」
「体調は悪くないのに、なぜ検査を受けるの?」と思ったことはありませんか。
Dr.ノーリーによると、日常診療で検査を行う目的は大きく3つあります。

健診で 隠れし病 探るなり
検査を行う3つの目的
1.治療の効果と安全性を確認する
血圧、コレステロール、血糖値などを確認し、治療が適切に効いているかを調べます。
薬が効きすぎていないか、反対に効果が十分でないか、副作用が出ていないかを確認することも大切です。
2.今ある症状の原因を調べる
長引く咳であれば胸部エックス線検査や血液検査、動悸であれば心電図や心臓超音波検査など、症状に応じて原因を探ります。
3.症状のない段階で異常を見つける
自覚症状がなくても、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが進んでいることがあります。
健康と病気の間にある状態を早く見つけ、生活改善や治療につなげることも、検査の重要な目的です。
今回の一句には、この3つ目の目的が詠み込まれています。
同じ「けんしん」でも、健診と検診は少し違う
「健診」と「検診」は、読み方は同じでも主な目的が異なります。
- 健診:体全体の健康状態を確認し、健康づくりや生活習慣病の予防・早期対応につなげる
- 検診:がん検診など、特定の病気を見つけて必要な治療につなげる
どちらも、病気の予防や早期発見に欠かせません。
職場や自治体から案内が届いたら、内容を確認して受診しましょう。
健診では何を調べるの?
健診の種類によって項目は異なりますが、一般的には次のような検査が行われます。
- 医師による診察
- 身長、体重、腹囲などの身体計測
- 血圧測定
- 視力・聴力検査
- 胸部エックス線検査
- 心電図検査
- 尿検査
- 血液検査
血液検査では、肝臓・腎臓の働き、血糖、脂質、貧血など、さまざまな体の状態を確認できます。
受診する健診・検診の種類や頻度は、年齢、職業、性別、既往歴、家族歴などによって異なります。
勤務先や自治体から案内される健診を基本に、気になる点があれば医師へ相談してください。
結果を受け取って終わりにしないこと
健診で異常を指摘されても、そのまま放置してしまう方がいます。
しかし、毎年同じ項目で異常が出ているのに何もしなければ、健診の良さを十分に生かせません。
- 「要再検査」「要精密検査」と書かれていた
- 前年より数値が大きく変化した
- 基準範囲外の状態が続いている
このような場合は、結果票を持って医療機関へ相談しましょう。
異常値があるからといって、すぐに病気が確定するわけではありません。
必要な確認を行い、今後の対応を考えることが大切です。
今回の謎かけ
最後は恒例の謎かけです。



「『徒然草』に夢中なDr.ノーリー」とかけまして、
「毎年健診を受ける方」と解きます。
その心は――
「健康にハマります。」
症状がないときこそ、自分の体を知る良い機会。
健診を健康づくりの第一歩にしてみませんか。
※この記事はラジオ放送の内容をもとに構成しています。
必要な検査や受診時期は一人ひとり異なりますので、医師や健診実施機関へご相談ください。
聴けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聴けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

