放送日: 4月15日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ
こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
富士見が丘さくらクリニック院長・「Dr.ノーリー」こと則行先生と、OBSアナウンサー小田崇之さんが、健康について楽しく学べる時間をお届けしています。
今回の放送は、子どもの頃に憧れたデパートのお子さまランチの思い出からスタート。Dr.ノーリーの大好物だったチキンライスとクリームソーダ、そして時代を超えて人気のカレーライスの話で盛り上がりました。
50年以上前の記憶が鮮明に残る一方で、年齢とともに気になってくるのが「物忘れ」です。
今日の一句:「年取れば 皆それぞれに 物忘れ」
人の名前がすぐに出てこない。
物を置いた場所が思い出せない。「あれ」「それ」といった言葉が増えた――。
こうした変化があると、「もしかして認知症では?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、物忘れには、加齢に伴って誰にでも起こり得るものと、病気が関係するものがあります。
Dr.ノーリーは、前者を「生理的物忘れ」、後者を「病的物忘れ」と説明しました。

年取れば 皆それぞれに 物忘れ
「記憶の箱のふた」で考えてみよう
放送では、脳の記憶を「たくさんの箱」に例えて解説しました。
生理的物忘れは、記憶の箱は残っているものの、ふたが開きにくくなった状態です。
すぐには思い出せなくても、よく考えたり、誰かからヒントをもらったりすると、「そうだった!」と思い出せます。
一方、病的物忘れでは、体験を入れた箱そのものが見つからないような状態になります。
ヒントをもらっても思い出せず、体験したこと自体が抜け落ちていることがあります。
朝ごはんを例にすると?
違いを考えるときにわかりやすいのが、朝ごはんの例です。
- 何を食べたか思い出せないが、ヒントがあれば思い出せる
- 加齢に伴う生理的物忘れでもみられます
- 朝ごはんを食べたこと自体を覚えていない
- 病的物忘れの可能性を考えるサインになります
Dr.ノーリーは、ヒントで思い出して思わず膝をたたく物忘れを「膝ポンタイプ」、いつまでも疑問符が消えない物忘れを「ハテナタイプ」と表現しました。
「膝ポンタイプ」と「ハテナタイプ」。
覚えやすい見分け方ですね。
気になるときは早めに相談を
病的な物忘れがあるからといって、必ず認知症というわけではありません。
また、認知症の症状は物忘れだけとも限りません。
ただし、次のような変化が続く場合は、かかりつけ医や物忘れ外来などへ早めに相談しましょう。
- 体験したこと自体を忘れることが増えた
- ヒントがあっても思い出せない
- 日付や場所がわからなくなることがある
- 物忘れによって日常生活に支障が出ている
- 本人よりも家族や周囲の人が変化に気づいている
物忘れを過度に怖がる必要はありませんが、「年齢のせい」と決めつけないことも大切です。
今回の謎かけ
最後は恒例の謎かけです。



「小田さんの大好物」とかけまして、
「薬の名前がなかなか思い出せない最近の私」と解きます。
その心は――
「それはカレー(加齢)です。」
今回の放送はここまで。
病的物忘れと認知症の関係については、次のお話へと続きます。
※この記事はラジオ放送の内容をもとに構成しています。
気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
聴けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聴けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

