朝の「背伸び・にっこり・ラリルレロ」で脳梗塞のサインをチェック

放送日: 7月15日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見が丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ


こんにちは!
毎月第1・第3水曜日にOBSラジオで放送中の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。

富士見が丘さくらクリニック院長・「Dr.ノーリー」こと則行先生と、OBSアナウンサー小田崇之さんが、健康について楽しく学べる時間をお届けしています。

今回の放送では、Dr.ノーリーの専門である脳神経内科の話からスタートしました。
脳神経内科は、脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を診る診療科です。

今回のテーマは、脳梗塞の早期発見。
覚えやすい一句に、大切な3つの確認ポイントが詠み込まれています。


今日の一句:「朝起きて 背伸びにっこり ラリルレロ」

一見すると楽しい言葉遊びのようですが、これはDr.ノーリーが考えた、脳梗塞のサインに気づくための覚え方です。

脳梗塞は、脳の血管が詰まるなどして血流が不足し、その先の脳細胞が働きにくくなる病気です。
主な原因として、動脈硬化による血管の狭窄・閉塞や、心房細動などによって心臓内にできた血栓が脳へ流れることが挙げられます。

脳梗塞の治療は時間との勝負です。
脳への血流が途絶えた状態が長くなるほど、後遺症が残る可能性が高まります。

朝起きて 背伸びにっこり ラリルレロ


1.「背伸び」で両腕の高さを確認

両腕を同時に上げて、左右が同じ高さまで上がるか確認します。
肩に痛みがある方は、両腕を前に伸ばす「前ならえ」でも構いません。

片方の腕だけが下がる、力が入りにくい、急に動かしにくくなった場合は、片側の麻痺の可能性があります。


2.鏡の前で「にっこり」

笑顔を作り、口元や顔の動きに左右差がないかを確認します。

片側の口角が下がる、顔の片側が動きにくいなど、突然の左右差は脳卒中のサインの一つです。


3.「ラリルレロ」と発音

「ラリルレロ」と声に出し、普段どおりはっきり発音できるか確認します。

言葉がもつれる、ろれつが回らない、いつもと違って発音しにくい場合は注意が必要です。
放送では、少し難しい「ララ・リリ・ルル・レレ・ロロ」という発音も紹介されました。

大切なのは、「昨日までできていたことが、今日は突然できない」という変化です。


一つでも突然起きたら、すぐに119番を

「背伸び・にっこり・ラリルレロ」は、日々の変化に気づくきっかけです。
ただし、脳梗塞を自分で診断する検査ではありません。

次のような症状が一つでも突然起きた場合は、脳卒中を疑い、様子を見ずに119番へ連絡してください。

  • 顔の片側がゆがむ
  • 片側の腕や脚に力が入らない、しびれる
  • ろれつが回らない、言葉が出ない
  • 相手の話が理解できない
  • 急に見えにくくなる
  • 経験したことのない激しい頭痛が起きる

いつ症状が始まったか、または最後に普段どおりだった時刻も重要な情報になります。


症状が消えても安心しないで

脳梗塞のような症状が一時的に現れ、その後きれいに消えることがあります。
これを「一過性脳虚血発作(TIA)」といい、本格的な脳梗塞の前触れになることがあります。

症状が消えたからといって、安心して様子を見るのは危険です。
症状が続いている場合と同じように、速やかな医療機関の受診が必要です。


今回の謎かけ

最後は恒例の謎かけです。

「Dr.ノーリーが専門とする臓器」とかけまして、
「一過性脳虚血発作を放置してよいか」と解きます。
その心は――
「答えは“ノー(脳)”です。」

朝の一句を覚えて、小さな変化を見逃さないようにしましょう。
そして異変が突然起きたときは、確認を繰り返すのではなく、すぐに救急要請をしてください。

※この記事はラジオ放送の内容をもとに構成しています。
脳卒中が疑われる症状が突然現れた場合は、自己判断せず119番へ連絡してください。

聴けばきっと、あなたの生活にもニコニコが増えるはずです。

OBSラジオ収録の様子

「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。

次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聴けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。

OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

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