健康に早寝早起き朝ごはん

朝の光の中で和朝食をとる自然な生活風景

(Dr.ノーリーのニコニコ健康講話 VOL.004)

こんにちは。
富士見が丘さくらクリニック院長の則行です。

皆さんは、「体内時計(生物時計)」をご存じでしょうか。
私たちの体には、地球の約24時間の周期に合わせて、睡眠や体温、ホルモン分泌などのリズムを整える仕組みがあります。

今回は、体内時計と免疫力の関係、そして毎日の「早寝早起き朝ごはん」の大切さについてお話しします。

体内時計は全身にあります

体内時計には、脳にある「親時計」と、内臓や筋肉などにある「末梢(まっしょう)時計」があります。

親時計が全身のリズムをまとめ、末梢時計がそれぞれの臓器の働く時間を整えています。
これらが同じリズムで動くことで、体は日中に活動し、夜には休む準備をすることができます。

体内時計と免疫力の関係

体内時計は、病原体から体を守る免疫の働きとも関係しています。

紙面でご紹介した動物実験では、体内時計が正常に働かないマウスは、正常なマウスと比べて感染症による死亡率が高くなったと報告されています。
体内時計と体の抵抗力との間には、密接なつながりがあることが示されています。


朝の光と朝食でリセット

体内時計は、毎朝の刺激によって地球の24時間周期に合わせ直されます。

脳の親時計をリセットする大切な合図が「朝の光」です。
一方、内臓などの末梢時計には、朝食や朝の活動が大切な合図になります。

朝食を抜いたり、夜遅い時間に食事をしたりすると、体内時計が後ろへずれやすくなります。
まずは夜更かしを避け、朝は光を浴び、しっかり朝ごはんを食べることが、体のリズムを整える基本です。

朝ごはんと生活リズム

早稲田大学の柴田重信教授らが小学生約7,000人を対象に行った調査では、朝食の内容と生活リズムとの関連が調べられました。

朝食をきちんと食べる子どもほど「早寝早起き型」で、朝食を欠食する子どもほど「夜型」になりやすい傾向がみられたそうです。

「一汁三菜」を意識して

古くから伝わる和食の基本「一汁三菜」は、主食、汁物、主菜、副菜を組み合わせた、栄養バランスのよい食べ方です。

忙しい朝も、ごはんとみそ汁に、卵や魚などの主菜、野菜を使った副菜を少し加えるだけで、食事のバランスは整いやすくなります。


よく眠り、朝の光を浴び、朝ごはんを食べる。
特別なことではありませんが、この毎日の積み重ねが体内時計を整え、健やかな体づくりを支えます。

今一度、「早寝早起き朝ごはん」の大切さを見直してみませんか。

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