放送日: 12月3日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見ヶ丘桜クリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ
「内面を磨く」ことから始まった今回のテーマ
今回の放送は、Dr.ノーリーのちょっとした近況トークからスタート。
若い頃の卒業アルバムを見返し、「鏡を見るのがつらくなってきた」と笑いながらも、
「50歳を過ぎたら内面がきれいでないと、外見もきれいにならない」という言葉を紹介します。
外見の変化は誰の目にもわかりますが、
本当に大切なのは“体の内側の若さ”。
ここから話題は、これまでの「お薬シリーズ」から少し趣向を変え、
生活習慣病と老化 へと展開していきました。
今日の一句:「髪と肌 あと動脈も 老いは来る」
今回の川柳はこちら。

髪と肌 あと動脈も 老いは来る
白髪が増え、肌のハリが失われるように、
体の内部でも確実に老化は進んでいきます。
その代表例が「動脈」。
動脈は心臓から血液を送り出す大切な血管で、
この動脈が硬くなり、しなやかさを失う状態が「動脈硬化」です。
動脈硬化は誰にでも起こる。でも問題は“進み方”
Dr.ノーリーによると、動脈硬化そのものは加齢に伴って
誰にでも起こる自然な変化。
大切なのは、「年齢相応かどうか」だといいます。
50歳なら50歳相応の動脈、
70歳なら70歳相応の動脈であれば問題ありません。
しかし、50歳なのに80歳相当、
70歳なのに100歳相当の動脈となると話は別です。
動脈を“年齢以上に老けさせる”原因とは
ここで出てくるのが、生活習慣病です。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などを放置すると、
動脈硬化は年齢以上のスピードで進んでしまいます。
しかも動脈硬化は、
「年を取ってから起こるもの」ではありません。
20歳ごろから少しずつ進行し、
過去には9歳の子どもにも動脈硬化の兆しが見られた、
という研究報告もあるほどです。
血管年齢はどうやって知る?
ショッピングモールなどで見かける
「血管年齢測定」は一つの目安にはなりますが、
Dr.ノーリーは「誤差が大きい」と注意を促します。
本当に大切なのは、
動脈硬化を進めてしまう 危険因子 を知ること。
その第一歩が、健康診断です。
健康診断で生活習慣病やメタボリック症候群を指摘された場合、
必要に応じて病院で詳しい検査を行います。
動脈硬化を調べる検査はいろいろある
最近では、動脈硬化を調べる検査の精度も向上しています。
- 超音波で首の血管(頸動脈)を調べる検査
- 眼底検査で目の奥の血管を見る方法
- CT・MRI
- 胸部レントゲン検査
さまざまな方法で、体の内側の状態を知ることができます。
Dr.ノーリーは
「主治医とよく相談しながら、自分の体の状態を知ることが大切」
と呼びかけました。
恒例の謎かけで締めくくり
最後はおなじみの謎かけ。



生活習慣病を放置したときの動脈とかけまして
都会にある鉄道の地上駅と解きます
その心は——すぐに“硬化(高架)”となるでしょう
鉄道好きのDr.ノーリーらしい一席に、
スタジオは笑いに包まれました。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

