放送日: 11月5日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見ヶ丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之 – OBSアナウンサー
放送局: OBSラジオ
早くも第3回!“完全懲悪”好きのノーリー先生が語る人生訓
3回目を迎えた「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
今回も富士見が丘さくらクリニック院長・則行英樹先生(Dr.ノーリー)が、
軽妙なトークと川柳で健康のヒントを届けてくれました。
冒頭では、時代劇好きのDr.ノーリーが、
ドラマ 水戸黄門 の主題歌「人生楽ありゃ苦もあるさ」を語りながら、
自身の人生訓やクリニック経営に重ねる一幕も。
「楽しいことばかりではない。でも胸を張って歩いていく」
そんな前向きな言葉に、小田アナも思わずほほえんでいました。
今日の一句:「飲むならば 知っておきたや 副作用」
今回の川柳はこちら。

「飲むならば 知っておきたや 副作用」
私たちはお薬の“主作用”(血圧を下げる、胃酸を抑える等)は理解していても、
“副作用”となると意外と知らないもの。
Dr.ノーリーによると、これは医師側の説明不足もあり、
患者さんの多くが副作用を把握しないまま服用しているのが現状だといいます。
小田アナが「正直あまり気にしていません…」と答えると、
Dr.ノーリーは「多くの方がそうですよ」と笑顔で返しつつ、
知っておくべき副作用 をわかりやすく説明してくれました。
気をつけたい“効きすぎ”副作用はこの3つ
Dr.ノーリーによると、副作用には大きく3タイプあるとのこと。
- 薬が効きすぎることによる副作用
- 胃・肝臓・腎臓など臓器への影響
- 独立した病気として成立するような副作用
今回の放送では、特に“効きすぎ”による副作用を中心に解説。
● 眠気
睡眠薬・精神安定剤・一部のアレルギー薬など、
脳の活動を抑える成分がある場合には眠気が強く出ることも。
車の運転に注意が必要です。
● 出血
「血液サラサラの薬」を飲んでいる方は、
鼻血、歯茎の出血、青あざなどが起こりやすくなることも。
「効かなければ血栓、効きすぎれば出血」という繊細な調整が重要。
● 血圧・血糖の下がりすぎ
高血圧・糖尿病の薬を服用している方は、
血圧や血糖が下がりすぎると、ふらつき・冷や汗・意識の遠のきなどの
危険な症状につながることがあります。
こうした副作用は「知っていれば防げることが多い」とDr.ノーリー。
副作用を防ぐ一番のカギは“主治医との会話”
「患者さんが薬の話を持ち出してくれると、医者は喜びますよ」とDr.ノーリー。
医師に遠慮して話しかけられない方も多いものの、
薬に関する質問は医師が最も答えやすく、会話のきっかけにもなるといいます。



「薬のことは重要なので、診察の段階でも遠慮なく質問してほしい。
起きてしまってからでは手遅れになる副作用もありますから。」
薬局だけでなく、クリニックの段階で積極的に相談してほしいと呼びかけました。
エンディングの“謎かけ”も健在!
最後は恒例となった“謎かけ”で締めくくり。



お薬の副作用とかけまして
災害と解きます
その心は――忘れた頃にやってきます
さらにDr.ノーリーが突然発した方言「もっけだのぉ(山形・庄内弁)」に
小田アナが驚く場面もあり、スタジオは和やかな空気で包まれました。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

