放送日: 10月15日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見ヶ丘さくらクリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之 – OBSアナウンサー
放送局: OBSラジオ
リスナーの声に応える“おくすりシリーズ”
2回目の放送を迎えた「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
前回に続いて今回も“おくすり”をテーマに、
富士見ヶ丘さくらクリニックの院長・則行英樹先生(Dr.ノーリー)が軽快なトークで健康のヒントを届けました。
番組冒頭では、タクシーの運転手さんから「OBSラジオのファンです!」と声をかけられたというエピソードも披露。
和やかな雰囲気で始まった今回の放送では、リスナーからの質問にも触れながら、
「お薬の正しい飲み方」をテーマに、身近で役立つ話題が展開されました。
今回の一句:「お薬は 用法守り チョベリグよ」
今回の川柳は、Dr.ノーリーらしいユーモアのある一句。

「お薬は 用法守り チョベリグよ」
“チョベリグ”とは「超ベリーグッド」の略語。
60歳を迎えたというDr.ノーリーが照れ笑いを交えながら、
「ナウい言葉もまだまだ現役です!」と笑いを誘いました。
この一句には、「お薬は出された通りに正しく飲むことが大切」という
シンプルながら奥深いメッセージが込められています。
「食前」「食後」「食間」──違いを知っていますか?
番組では、患者さんからよく寄せられる質問として、
「食前・食後・食間の違い」について詳しく解説。
Dr.ノーリーは次のように話します。



「お薬の飲み方は“時間”ではなく“お薬の特性”で決まります。
例えば胃を痛めやすい薬は食後に、
ご飯と一緒の方が吸収が良い薬も食後に飲むのが正解です。」
食後2〜3時間経ってから飲むのでは、
胃の中に食べ物がなくなり、効果が薄れることもあるのだそう。
さらに、「食前の薬はご飯を食べる30分前が目安。
5分前に飲むと意味がなくなってしまう」と具体的なアドバイスも。
「時間を覚えるより、薬の“特徴”を理解して飲むことが大事」と呼びかけました。
“ごちそうさま”の後に、お水で一杯
Dr.ノーリーは自身の習慣として、
「食後の薬は“ごちそうさまでした”と手を合わせてから飲む」
というエピソードも紹介。



「ご飯を食べた直後に水で流し込む。
それが一番自然で、お薬がしっかり働くタイミングなんです。」
また、食事と食事の間に飲む「食間薬」については、
線路の点検作業に例えて説明。



「終電が通った後、始発が来る前に線路を整えるのと同じ。
胃が空っぽの時間にじっくり効かせるお薬なんです。」
このユニークなたとえに、小田アナウンサーも思わず笑顔に。
収録後の一言は「ビールを服用します」
エンディングでは、Dr.ノーリーが
「放送後の夜にはビールを服用します」と冗談まじりにコメント。
スタジオは笑いに包まれながら、今回もにこやかに締めくくられました。


「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。
次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。
OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

