お酒は“適量”がいちばん。飲み方次第で益にも害にも

放送日: 2026年1月7日(水)14:20〜14:30
出演: Dr.ノーリー(富士見ヶ丘桜クリニック 院長 則行 英樹)
MC: 小田 崇之(OBSアナウンサー)
放送局: OBSラジオ


2026年の幕開けは「アルコール」をテーマに

2026年最初の「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」。
新年の挨拶から始まった今回の放送では、Dr.ノーリーが「お酒」をテーマに健康のヒントを届けました。

番組冒頭では、Dr.ノーリーが「週末に静かにたしなむ程度」と語りつつ、
山形・鶴岡のお寺で住職をしている親戚の“酒好きエピソード”を披露。
「肝臓が悪いと言われたけど酒はやめられない。酒やめずに治らんか?」という相談に、
思わず笑いがこぼれる場面もありました。

こうしたトークから自然に話題は「飲酒と健康」へ。
「飲み方次第で益にも害にもなるのがアルコール」として、
メリットとリスク、そして適量の目安が分かりやすく語られました。


今日の一句:「アルコール 一合二杯中一本」

今回の一句はこちら。

アルコール 一合二杯 中一本

“何事も適度が大切”。
お酒も飲みすぎは避けたい——そんなメッセージを込めた一句です。

Dr.ノーリーは診療現場でよく耳にする“お酒の言い訳”として、
「酒は百薬の長」「明日飲むまで禁酒する」「体内消毒をしてる」などを紹介しつつ、
「良い面もあるけれど、良い話ばかりすると言い訳が増えるのでここまで」と笑わせます。


お酒の“良い面”も、確かにある

Dr.ノーリーによると、医学的にもお酒には一定のプラス面があります。

  • リラックス効果(不安や緊張をほぐし、ストレス軽減に)
  • 血管を広げる作用(血行促進で体が温まり、疲労回復が期待されることも)
  • HDL(善玉)コレステロールを増やすことが示されている

ただし、ここからが本題。
「良いのはここまで」と切り替え、飲みすぎのリスクについて語られました。


飲みすぎは“200種類の病気”の原因にも

多量の飲酒が関係するとされる病気は、
Dr.ノーリーが調べたところ「約200種類」にのぼると言われているそうです。

特に知られているのは肝臓への負担ですが、
実は神経系にも深刻な影響が出ることがあります。

肝臓の解毒能力が落ちると、有害物質(アンモニアなど)が体にたまりやすくなり、
それが脳に影響すると 錯乱状態や意識障害 を引き起こすことも。
さらに手足の神経にも影響し、しびれ、感覚異常、重い場合は麻痺 に至る可能性があるといいます。

また、多量飲酒は
くも膜下出血など出血性の脳卒中リスク を高めるほか、
食道がん・肝臓がん のリスク増加も指摘されるとのこと。


健康を害さず楽しむには「上限の目安」を決める

「お酒を楽しみたい人は多い。だからこそ“上限”を決めておくことが大事」とDr.ノーリー。
体格や年齢、体質、治療中の病気などで差はあるものの、
ひとつの目安として紹介されたのがこちらです。

  • 日本酒:1合(180ml)まで
  • ワイン:グラス2杯(約240ml)まで(女性は1杯が目安)
  • ビール:中瓶1本(500ml)まで
  • ウイスキー:ダブル1杯まで
  • 焼酎:グラス半分が目安

この「一合二杯中一本」は、
日本酒・ワイン・ビールの目安をまとめた表現だったのです。

Dr.ノーリーは「やめましょうと言っても難しい方が多いので、まずは少しずつ減らすことも大切」とも話し、
現実的な向き合い方を提案しました。


未成年飲酒は法律で禁止

最後には「未成年の飲酒は法律で禁止。お酒は20歳を超えてから」としっかり注意喚起。
ユーモアを交えながらも、基本をきちんと押さえる内容となりました。


謎かけで締めくくり

恒例の謎かけはこちら。

アルコールとかけまして
Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳と解きます
その心は——夢中になれば中毒になるでしょう

“ほどほどが一番”という本日のテーマを、見事に一言でまとめた締めとなりました。

「Dr.ノーリーのニコニコ健康川柳」は、
毎月第1・第3水曜日の14時20分からOBSラジオで放送中。

次回はどんな“健康の気づき”が一句になるのか。
聞けばきっと、あなたの生活にも「ニコニコ」が増えるはずだ。

OBSラジオ:https://obs-oita.co.jp/radio/

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